サラリーマンの多くは会社へ出社し、定時間の約8時間仕事をします。残業があれば更に追加で仕事時間が発生します。単純計算で一日24時間の内、1/3以上を会社で過ごすことになります。この時間は決して人生の中で占める割合が小さくありません。
この会社で過ごす時間。仕事をする時間が楽しい時間であれば、あなたの人生の多くの時間は楽しい時間であり、充実した人生を送ることができます。
楽しい仕事とは楽しい時間
仕事に真剣に取り組み、打ち込み成果を上げる。課題や困りごと、他社への協力や改善などをやり切った後に得られる達成感。あなたの仕事から生み出される製品、部品、サービスなどのアウトプットがもたらす社会貢献。
これらは、行動をした者だけが得られる充実感で満たす「楽しい時間」です。
決して、自己満足だけを求めたふざけた楽しさ、若さに任せたスリルを味わう楽しさ、遊びみたいな感覚、羽目を外す、非日常体験といったものから得られる時間ではありません。この時間は一時的なものでしかありません。
この違いは歴然であり、充実感で満たした時間はその苦労した時間も良き経験となりいつまでも楽しみを感じることができ、他者に対しても良い影響を与えたり、共有することができます。
仕事へのプライド
人として生活をする中で社会貢献に繋がる活動は、まさに生きている価値であり、自身の誇りとして持つことができるものだと思います。
家族に友達、知人、社会に対し、あなたの仕事における活動は誇れますか?仕事から得られる成果は役に立っていると言えますか?自分の信念に従った仕事をしていますか?
ぜひ「Yes!」と言えるプライドを持った仕事を行い、楽しい時間を過ごし、充実した人生を送っていきましょう!
仕事から得られる達成感
仕事から得られる達成感は、どのような仕事からも得られます。しかし、同じ仕事でも、この達成感を得られる人と得られない人が存在します。
これは、その仕事に対する自分自身の価値観から生まれる差です。
その仕事に対し、「目標を持つ」「仕事の目的を理解している」「「自分自身が大切にするものと繋がっている」このような、その人自身が、自分と向き合い、その仕事に対する価値観を理解したとき、「仕事から得られる達成感」として得られるのではないでしょうか。
自分自身が「本当に大切にするもの」のために仕事する
サラリーマンを選択した場合、多くの人にとって、正直に言うと、仕事は手段であると思います。
その仕事に対する楽しさ、達成感を得るためのマインドが直接自分自身の価値観と結びついている場合、それは幸せなことです。その仕事に対し、愛を持ち、周りのメンバーと良い関係を構築し、幸福度を上げて充実した日々を送れます。
一方、仕事自体は自分自身の価値観と直接結びついていない場合、これは不幸な事でしょうか?これについても、その仕事から得られる成果や経験を経て、その過程から繋がるものが自分自身が「本当に大切にするもの」であれば、プロセス全体として満足できると思います。
人は、「良い思い出」も「悪い思い出」も、時間の経過と共に大半のことを受け止めることが出来るようになります。
仕事に限定して考えれば、「ミス」も自分自身の成長のための経験であり、その仕事を経て自分自身が大切にするものを手に入れられるのであれば、全く問題ないのではないでしょうか?
このため、自分自身が「本当に大切にするもの」とは何か?この価値観については時間を掛けて本当によく考える必要があります。
それは、簡単には見つからないかも知れません。人によっては、友人から言われて気づくものかも知れません。もう分かっている人も居るでしょう。
「本当に大切なものとは?」「なぜそれを大切だと思うのか?」この答えが明確は人は、人生における楽しい時間を多く獲得することができます。
経済的自由と仕事の価値観
自分自身が「本当に大切にするもの」が明確となったとき、その大切なものを手に入れるのにお金は必要でしょうか?
多くの場合、必要となるでしょう。お金は選択の自由をもたらす大きな力です。
この大きな力の源になる、お金を手に入れるために仕事をする。その仕事から解放された経済的自由を手に入れた時、その幸福度は最大化するのでしょうか?
その答えは、これも自分自身の価値観によって決まります。全く仕事をやりたくない人は経済的自由を望むでしょう。しかし、多くの場合、仕事を続けるとの選択が選ばれるでしょう。
この仕事を続けるが選択されると言われる理由として、「社会との関係が希薄になる」などの理由がありますが、これは違うと思います。本当の理由は、「仕事は面白いから」だと思います。
どのような仕事であれ、自分自身の価値観と向き合い、その過程、またはその結果、その行動そのものが「面白い」のであるから、続けるのではないでしょうか。
なぜ仕事をするのかって?
そりゃ面白いからだよ!!
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