毎月の給料はたくさんもらいたい！
どうすれば給料が上げれるのかと考えた時、目の前の仕事を一生懸命頑張る、特定のミッションを完了させ成果上げる、昇格するなどありますが、この記事では、給料を上げるために必要なたった一つのことを説明します。
どうすれば給料が上がるのか？
どうすれば給料が上がるのか？と考えるとき、最も大切なポイントとして、「なぜ給料を上げたいと思っているのか？」という目的を明確にすることです。
ただ漠然と「少ないより多い方がいい」とか「たくさん」など、目的がはっきりしないと、給料を上げたいと考える強い意志が働かず、活動を行う中でもモチベーションを維持することが難しくなります。
具体的な金額を設定することも望ましいですが、その金額設定の根底にある「なぜその金額の給料に上げたいと思っているのか？」を考える、この理由を明確にすることが必要なことなのです。
なぜ給料をあげたいのか？
最初に考えられるのが、今の自分の生活を中心として、身の回りを充実させる、自分の生活を豊かにしたい、家族に豊かな生活をさせたい、自分の趣味の世界を充実させたい、おいしものを食べたい、きれいな景色を見に行きたい、個人的な満足度を満たしたいなど、日々の生活を豊かにするためにお金が必要なので、その生活を実現するために給料を上げたいと考える場合です。
このケースの場合は比較的分かりやすく、自分自身の趣味嗜好や豊かな生活を具体的に把握し、必要なお金を積算して、自分が希望する金額との差異が上げたい給料の金額となります。
目的も金額もはっきりするので、給料を上げたいと考える際のモチベーション維持が明確になります。
もう一つ異なる考え方として、仕事の報酬として評価される成果が給料であるという考え方です。仕事を頑張った、期待される一定の成果を上げたから、その対価として給料は上がるもので、逆に給料が上がらないらないという事は、以前の自分に対し、その仕事を行っても期待以上の成果をあげられていない、現状維持、よって、自分個人の価値が上がっていないという考え方です。この考え方は、成果主義を導入する会社において発生しやすい状況です。
このように、どうすれば給料が上がるのか？と手段を考える前に、自分自身の前提として、「なぜ給料を上げたいと思っているのか？」という質問に対する答えの捉え方により、向かうべき方向が異なることを理解しておく必要があります。もちろん、どちらが良いとか、正解と言うものではありませんが、心の持ちようが異なってきます。
今のあなたは、豊かな生活を求める、物欲を満たす、自己投資のためにお金が必要なのでしょうか？仕事の成果について評価をされたいと考え上がって欲しいと思っているのでしょうか？
自分の価値に対する対価が給料
自分の価値や行ってきた仕事の成果が給料と考える場合、その価値や仕事の成果は、いくらの価値に相当すると言えるのでしょうか？
この金額の給料を上げる方法としては、サラリーマンの場合、会社組織により給料の形態が異なるため、自分の所属している組織で給料を上げるには、どういう人事制度で、どういう評価で、どうなると、どういう風に給料が上がっていくのか、という仕組みを知る必要があります。
この仕組みを理解し、自分が希望する年収や、時間単価を明確にし、必要ベースとなる等級や、グレード、役職やポジションを獲得する。そのために必要な能力を身につける、どのような経験を積まないといけないのか、どのような役職にならないと届かないのかなど確認します。
今の自分はこの位置で、仕組みや制度を理解して、目指す場所や方向性を確認し、そのために必要な能力と経験を付けて、求められる成果を上げることにより、会社組織での価値が高まり給料が上がります。一般的には、この目指す位置が高ければ高いほど大きな価値として認められ給料もたくさん上がります。
人事制度は、会社によって異なるため、等級制度、成果報酬、滞留年数、部署の特性、年齢制限など、人事制度によっては上がらない仕組みになっている場合があります。人事制度をしっかりと理解し、どうすれば給料が上がるのか、あなたの会社組織の構造を確認した方がよいでしょう。また、仮に自分として興味がなくても聞かれたら応えられる程度の知識として持っておくと、知りたい人に応えられるので「できる男」となれる必要要件かも知れません。
今日のあなたは、昨日のあなたより価値が高まっていますか？その価値を高めるためにどのような活動を行いますか
小難しいことはいいから単にお金が欲しい！
色々あるかも知れないけど、難しく考えずにとにかくお金が欲しいのだ！と言う場合は、体力勝負で進むと話が早いでしょう。一般的に残業すれば残業手当がもらえます。体力が必要ですが17時からバリバリ頑張って稼ぎましょう！
希望する金額が手に入ればよいので、手段は特に気にすることはありません。
何のために稼ぎたいのか？いくら欲しいのか？を改めて確認し目標を明確にすることでモチベーションを維持することがポイントです。
目的は給料を上げることではなく、満足度を上げることであることを理解する必要があります。
会社の人事制度や、個人の事情によっては会社組織との不一致が発生することも考えられます。
例えば、ある程度の限られた時間や、短期で大きく稼ぎたいなど、その会社組織で働いていたのでは、そもそも無理な状況の場合、転職と言う選択肢も考慮する必要が出てきます。この場合、個人のスキルや強み、動機など別の方面での調査や準備が必要となってきます。
一か八かの背水の陣
現在の会社組織において、「給料上げてくれないなら辞める！！」と発信する方法です。自分自身の価値や成し遂げてきた成果によりますが、黙っていたら上がらないけど、思い切って発信することにより給料が上がる場合も考えらえます。
この方法は能力や成果がある人に限られた方法であり、能力が不十分な場合、申し出に対して、そのまま退職を受理されてしまう場合もあるかも知れません。
一旦落ち着いて、慎重に対応する必要がある背水の陣作戦です。
本当にお金だけが目的なのか？
仕事は本来楽しいものです。その仕事を前向きに捉え、仲間と共に一生懸命行うことで、自分自身の価値が高まり、それに伴い評価され、その対価として給料が上がっていくものであると思います。
お金を稼ぐ、給料を上げることが目的ではなく、自分の力が付いた、昨日よりも成長できたという証明だというような認識で、自分自身のキャリアプランや活動の方向性を人事制度の理解と共に実践していくことが大切ではないでしょうか。
以上、参考になればうれしいです。
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