バビロンの教え:貯金からの投資と浪費

「できるサラリーマン」はお金に関する知識も備えたい。

お金に関する知識は、自分自身のためにもなりますが、若いメンバーを豊かな未来へ導くためにアドバイスできる様に、本質的な事項を押さえておくことがよいのではないでしょうか。

この記事では、まだ、新人サラリーマンで、将来を担うメンバーへ的確なアドバイスができるようお金に関する基礎、具体事例について説明します。

サラリーマンだからこそ!お金の強みは最強の安定感

サラリーマンは日本社会を支える多くの人が属するカテゴリーである。このため、税金の徴収が行いやすい環境が整備されており、意識することなく納税できるようなルールが整備されている。

経済的自由を求める人から見れば、お金を稼ぐという意味において非常に非効率的であり、自身が稼いだはずの収入からあまりにも簡単に徴収されているにも関わらず、人によっては気づいてもいない現実は理解に苦しむであろう。

このようなルールの中で、経済的自由との引き換えに手に入れられるものは、「安定した生活」であると思う。一定の休日が認められており、休んでも収入があることから心の安心を得られ、サラリーマンという肩書により社会的信用も得られやすいため人生設計を立てやすい。

このようにとても大きいとは言えないが、一定の収入を得られる状況を利用し蓄財することにより将来の金銭的安心を得られる。

貯金は盤石な土台形成の基本!収入の十分の一以上を貯金する

家族と自分の将来のために 収入の十分の一以上を 蓄える者には
黄金は自らを膨らませてながら、喜んでやってくるだろう

バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則

日本人は特に貯金が好きである。サラリーマンがボーナスを得た際の使い道としての第一位が「貯金」である。では、いくら貯金するつもりなのか?貯金の目的はどこまで明確に描いているのだろうか?この質問に対する答えは意外とあいまいな答えが多い。

貯金の目的は?に対するよく聞く答えに「将来の老後不安への蓄え」「欲しいものを買うため」「生活アクシデントへの備え」などで、どれも正解のように聞こえるが、何れもやはりあいまいである。

「できるサラリーマン」として、バビロンの教えに従い、後輩サラリーマンにアドバイスを送るとする場合、多くの場合、彼らには、まだ人生の時間があると考えられるでしょう。そんな彼らには、まず当面の生活防衛資金の確保することをアドバイスしてはいかがでしょうか?

バビロンの教えに従い貯金は、着実に行うことをアドバイスし、具体的な手法としては、財形貯蓄で給料支給と同時に天引き貯金をおススメするとよいのではないでしょうか。

当面の生活防衛資金の貯金目標として生活に必要な資金の6か月~1年分を一つの目安とするようにアドバイス。これは、日本の社会保障やサラリーマンとしての再雇用までの期間等を見込んで設計するもので、その人個人により、金額の大小はあるが、貯金として最初の資産形成することを体験し、貯金途中でも急に資金が必要になった場合も、対応できる。

では、どのくらい毎月貯金すればよいのか?

この答えに対する一つの対応として、バビロンの教えの中で「収入の十分の一を貯金する」ことが示されている。

正直、収入の十分の一を貯金することは、なかなか難しいのですが、あくまでも目安として近づけるよう努力はするものの、自主目標なので無理はせず、逆に手も抜かずに対応できるよう見守りたい。

安定した土台を背景に資産形成を!貯金からの投資

黄金に稼げる勤め先を 見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす
羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう

バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則

バビロンの教えの中で「蓄えた金に働かせよ」と示されている。この教えに従い、当面の生活に必要な資金が貯金できた後は、更に収入の1/10以上を蓄え、その蓄えを投資にて運用する方法があると捉えることができる。

現在は、インターネット証券が一般的となり投資へのハードルは大きく下がっている。貯金と同じくらいの感覚で金融商品へ投資することができるため、一定のリスクを理解し運用することはお金に働いてもらう方法として有効ではないだろうか。

このように、投資を始めよう!と、言うは易しであるが、投資は投資である以上、元本割れのリスクが必ず付いてくる。このリスク回避の方法は色々あるので、実際にはそのリスクを許容し、資産運用を実査に行うようアドバイスしよう。

今は、Nisaなどの有効な商品も多く取り揃えられてきているので、うまく利用できるよう合わせてアドバイスしたい。それが出来れば、双方にメリットがあるので、是非とも頑張ってこー!

「できるサラリーマン」が本質的に大切にするもの!貯金からの浪費

また、お金を投資で、どれだけ増やしてもお金でしかなく、使わなければ意味がない。お金の使い方として自身の人生における重要なものを手に入れるためには惜しみなくお金を使いたい。

浪費という言葉は無駄遣いと捉えられがちであるが、その人にとって人生を豊かにするお金の使い方は意味のある浪費であり、正に増やしたお金の本当の意味が発揮される瞬間である。

「できるサラリーマン」であるあなたは、後輩に対してアドバイスを送るとき、丁寧に寄り添い、助言する。具体的には「あなたにとっての最大の浪費とは何か?それ十分考え抜くことが大切だよ。」と、相手の中での本来の自分に気づくよう促していこう。

あなたにとって大切にする浪費とは?

この回答により、素敵な体験を得られる旅行? とてもおいしい豪華な食事? 大好きな友人達と過ごす時間?

貯金からの投資と浪費で豊かな人生を送りましょう!

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